Endocytosis=エンドサイトーシス=

茨城の院生バンド、 「Rattle Snake Street」 のリリック(歌詞)のページです。 「Endocytosis」とは細胞の食作用のこと。細胞にしみわたるような、そんな歌詞が書けたらいいなと思ってます。

                                 作詞 バンド エンドサイトーシス          
波を乗り越えて大海原に浮かぶ
そして誰もいなくなった
僕以外には。
みんなからなんて遠くにきてしまったのか?
何処で僕は間違ったのか?
海は容赦なく波をたて
僕はそれに翻弄され
しかしそれが心地よくもあり
永遠に此処にいられたら
どんなによいだろうかと強く願った

音楽の海
音楽の海
僕の世界には音楽だけが満ちて
空気の振動が鼓膜を震わせ
僕のカラダを隅々まで侵してゆく
誰にも触れられない
僕だけの聖域
誰にも癒すことのできない
僕の傷痕
傷は今もひどく疼くけど
僕は誰にも助けを求めない

たった一人で大海原に浮かぶんだ
それがきっと僕に課せられた運命だから…
音楽だけがこの世でただ一つ僕の味方
女は、母は、何処にもいない
全てが利己的な生き物だから。
僕がひざまずく女はただひとりミューズだけなんだ。


夏の日差しに負け、冬の寒風に倒れ。
乾いていく、ふやけていく、しなびていく。

春の息吹に翻弄され、秋の夕暮れにため息をつく。
崩れていく、吸いとられていく、忘れられていく。

人の温もりにさえ熱さを感じ。
浜辺のそよ風にさえ凍える。

例えるならアスファルトの上のみみず。
油の海に落ちたかもめ。

神様が与えてくださった鼓動がとまるまで、さまよい続けよう。
探し続けよう。SKINY UGLY STINKY BOY
誰もいないシャワールームに閉じ込められた。
一糸纏わぬ姿で
高いところにシャワーをかける銀色のフック。
それに右手をかけ
力いっぱい懸垂をし
天井を左手てで殴り壊そうとする。

だんだん右手の感覚はマヒして…。

左手の拳の皮膚は破れ、
お湯の出ないそのシャワーから滴る水が身体にまとわりつき体温を奪う…。
だんだんと疲労が抜け出さなきゃという焦りを上回り、
濡れた身体でうずくまりながら、
浅い眠りに誘われる。


そんなところで目が覚めた。

隣には君がいた。

そっと手を添えて体温を確かめる…。

大丈夫、現実は僕の脳の中よりもだいぶマシだ…。
鯉がブラックバスに食われる。
相撲がブラックバスに食われる。
世界陸上がブラックバスに食われる。
ヒットチャートがブラックバスに食われる。
大和撫子がブラックバスに食われる。
学校がブラックバスに食われる。
日本語がブラックバスに食われる。

僕たちは生きたまま飲み込まれゆっくりと形を失っていく…。
(word:gana)
セロハンテープを剥がした跡…。
歯ブラシで、せっけんでゴシゴシこする…。
磨いても磨いても取れやしない…。

誰かがなんの気なしに貼ったセロテープ…。
何年もほっておかれて、いらなくなって棄てられた…。
今でもその跡が残っているんだ…。
黄色くなってこびりついてこすってもこすっても取れやしない…。

別れた恋人とあけたピアスの穴
一緒に見た夏の花火
身体と脳に刻まれて取れやしない…。

今すぐ忘れさせてやるから…。
一生懸命こすってみたけど…。
取れないから諦めて今日は眠ろう…。
(word:gana)